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評伝若泉敬 愛国の密使

文春新書 791

出版社名 文藝春秋
出版年月 2011年1月
ISBNコード 978-4-16-660791-4
4-16-660791-X
税込価格 990円
頁数・縦 302P 18cm

商品内容

要旨

佐藤栄作総理の「密使」として沖縄返還を実現した国際政治学者はなぜ長い沈黙を経て「核密約」があったことを明らかにしたのか。新たな資料と証言により、謎に満ちた生涯に迫るとともに、今なお沖縄に米軍基地を置く戦後日本の歪みを浮き彫りにする。

目次

第1章 戦後外交における「密約」
第2章 若き愛国者
第3章 ロンドン、ワシントン、モスクワ、そして沖縄
第4章 「密使」への道
第5章 沖縄返還交渉の光と影
第6章 「現実主義」の現実
第7章 「全方位平和外交」への確信
第8章 隠棲と鎮魂の日々

著者紹介

森田 吉彦 (モリタ ヨシヒコ)  
1973年、神戸市生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。京都大学博士(人間・環境学)。国際史、国際政治学、日本思想専攻。帝京大学専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)