• 本

生命はどこから来たのか? アストロバイオロジー入門

文春新書 930

出版社名 文藝春秋
出版年月 2013年8月
ISBNコード 978-4-16-660930-7
4-16-660930-0
税込価格 913円
頁数・縦 286P 18cm

商品内容

要旨

NASAは「生命はどこから来たのか?」を21世紀の宇宙探査のテーマとし、「アストロバイオロジー」と名付けました。これは「生命とは何か」「生命はいかに地球に出現し進化したか」「我々は宇宙で孤独な存在なのか」が柱となります。本書では、その最先端を紹介します。

目次

第1章 アストロバイオロジーとは
第2章 生命起源論の歴史的展開
第3章 宇宙と生命
第4章 生命とは何か―地球生物学の基礎
第5章 生命と環境との共進化
第6章 分子レベルで見る進化
第7章 極限環境の生物
第8章 ウイルスと生物進化
第9章 化学進化―生命の材料物質の合成
第10章 宇宙における生命探査

著者紹介

松井 孝典 (マツイ タカフミ)  
1946年静岡県生まれ。理学博士。東京大学理学部卒業、同大学院博士課程修了。専門は地球物理学、比較惑星学、アストロバイオロジー。NASA客員研究員、東京大学大学院教授などを経て東京大学名誉教授。2009年より千葉工業大学惑星探査研究センター所長。12年より政府の宇宙政策委員会委員(委員長代理)。1986年、英国の『ネイチャー』誌に海の誕生を解明した「水惑星の理論」を発表、NHKの科学番組『地球大紀行』の制作に参加。88年、日本気象学会から大気・海洋の起源に関する新理論の提唱に対し「堀内賞」、07年、『地球システムの崩壊』(新潮選書)で、第61回毎日出版文化賞(自然科学部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)