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粘菌 偉大なる単細胞が人類を救う

文春新書 984

出版社名 文藝春秋
出版年月 2014年10月
ISBNコード 978-4-16-660984-0
4-16-660984-X
税込価格 803円
頁数・縦 198P 18cm

内容詳細

要旨(情報工場提供)

風変わりな、「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に与えられるイグ・ノーベル賞は、実は多くの日本人が受賞している。そのなかで2008年と2010年の2度にわたり受賞したのが、本書の著者である中垣俊之氏らによる「粘菌」の研究とその応用だ。粘菌(真正粘菌)とは、動物と植物の中間のような、原始的とされる単細胞生物。著者らは、その脳も神経も持たない粘菌が、複雑な迷路を解き、首都圏の鉄道網に近似する効率的なネットワークをつくりだす“知性”のようなものを有することを発見、研究を進めている。本書では、その驚くべき粘菌の能力について解説するとともに、そこから見いだせる人間や人間社会のあるべき姿について考察している。著者は北海道大学電子科学研究所教授。

(要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2014年12月17日])

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商品内容

要旨

脳も神経もなく、形を様々に変えたかと思えば、生物学上の分類さえ融通無碍、南方熊楠がその生涯を捧げたことでも有名な粘菌。単細胞と侮るなかれ。迷路を解き、発達した交通網をも独自に作り上げる。森の中、落ち葉の下。実は身近な粘菌の、「単純にみえて賢い」思考と生態が明らかに。

目次

第1章 イグ・ノーベル賞顛末記
第2章 粘菌の知 ヒトの知
第3章 ヒトもアメーバも自然現象
第4章 粘菌のためらい―科学と文学のあいだ
第5章 不安定性から読み解く秩序づくりのしくみ
第6章 ヒトは粘菌に学べ

著者紹介

中垣 俊之 (ナカガキ トシユキ)  
1963年愛知県生まれ。北海道大学電子科学研究所教授。粘菌をはじめ、単細胞生物の知性を研究する。北海道大学薬学研究科修士課程修了、名古屋大学人間情報学研究科博士課程修了。製薬企業、通信制高校非常勤講師などを経て、理化学研究所(97年4月〜2000年10月)。その後、北海道大学電子科学研究所准教授、公立はこだて未来大学システム情報科学部複雑系知能学科教授を経て現職。2008年、2010年にイグ・ノーベル賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)