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口腔医療革命食べる力

文春新書 1114

出版社名 文藝春秋
出版年月 2017年1月
ISBNコード 978-4-16-661114-0
4-16-661114-3
税込価格 858円
頁数・縦 222P 18cm

商品内容

要旨

「食べられないお年寄り」が急増している。誤嚥を恐れる医療現場が安易に「禁食」させることで、口の機能が衰え、退院後も食べることが出来なくなってしまうのだ。新時代の「食医」への取材を通して、問題を解き明かす。お口の体操も紹介。

目次

口のリハビリで「食べる力」が蘇る
「食べられない高齢者」は病院で作られる
医師はなぜ「食べてはいけない」と言うのか?
医科と歯科の狭間で見過ごされてきた口の中
病院に入院すると忘れられてしまう「噛む力」
急激な高齢化についていけない歯科事情
胃ろうはもう一度食べるためのステップ
食べるための主治医「食医」を創る!
「栄養サポート」が「食べるサポート」の支えになる
「食べる力」の低下を予防する最先端のシステム
「食べること」の意義をもう一度考えてみよう

著者紹介

塩田 芳享 (シオダ ヨシタカ)  
1957年東京都生まれ。医療ジャーナリスト・演出家。成城大学文芸学部卒業。日活・松竹などで映画の助監督を務めた後、NHK・日本テレビ・TBSなどでディレクターや報道番組演出を手がける。現在は医療ジャーナリストとして、「医療事故」「救急医療」「研修医問題」「高齢医療」「胃ろう問題」などに対して、映像演出のほか取材・執筆活動も行う。主な映像作品に、ドキュメクタリー人間劇場「捨てたら終わりや!」(ギャラクシー奨励賞、芸術祭参加)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)