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新貿易立国論

文春新書 1170

出版社名 文藝春秋
出版年月 2018年5月
ISBNコード 978-4-16-661170-6
4-16-661170-4
税込価格 968円
頁数・縦 260P 18cm

商品内容

文学賞情報

2019年 第35回 大平正芳記念賞受賞

要旨

かつて「貿易立国」モデルで成功をおさめ、アジアでもっとも早く先進国となった日本。いま、その地位が急速に揺らいでいる。「貿易摩擦」も今や昔。中国やアジアの新興国・途上国に追い上げられている。日本が輝きを取り戻すために何をすべきか。ビジネスの現場を踏まえたリアルなモデルを提言する。

目次

序章 貿易立国の復活に向けて
第1章 変わる日本の立ち位置
第2章 新興国・途上国の台頭
第3章 「アジアと日本」から「アジアのなかの日本」へ
第4章 ASEANから新興国・途上国を開拓する―メイド・バイ・ジャパン戦略
第5章 新興国・途上国とともに成長する
第6章 日本から富裕層マーケットに切り込む―メイド・イン・ジャパン戦略
第7章 日本の競争力をいかに高めるか

著者紹介

大泉 啓一郎 (オオイズミ ケイイチロウ)  
1988年京都大学大学院農学研究科修士課程を修了。2012年、京都大学博士(地域研究)。日本総合研究所調査部の上席主任研究員として、アジアの人口変化と経済発展、アジアの都市化を巡る経済社会問題、アジアの経済統合・イノベーションなどの調査・研究に取り組む。東京大学大学院経済学研究科非常勤講師(アジア経済論)も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)