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王室と不敬罪 プミポン国王とタイの混迷

文春新書 1180

出版社名 文藝春秋
出版年月 2018年8月
ISBNコード 978-4-16-661180-5
4-16-661180-1
税込価格 1,012円
頁数・縦 223P 18cm

商品内容

要旨

穏やかな国民性で日本人に大人気のタイ。しかし、王室という絶対的な権威が君臨するタイ社会には、外部からは窺い知れないダークサイドがある。「不敬」のレッテルを政争の具に用いる権力者、繁栄をもたらした「タイ式民主主義」の裏で拡大する格差…気鋭の記者が真実に迫る!

目次

プロローグ 「タイ式民主主義」の光と影
第1章 プミポン治世の終末
第2章 「タイ式民主主義」とは何だったのか
第3章 タクシンは「反王制」なのか
第4章 2014年クーデターの真実
第5章 プミポン国王後のタイ
エピローグ

おすすめコメント

「不敬」が絶対的タブーとされ、海外メディアも触れられなかったタイ王室の光と影。気鋭の若手記者がタイ式民主主義の実像を描く。

著者紹介

岩佐 淳士 (イワサ アツシ)  
毎日新聞外信部記者。1976年神奈川県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。2001年毎日新聞入社。福島支局を経て06年4月に東京社会部。東京社会部では東京地検特捜部を担当し、小沢一郎氏の資金管理団体「陸山会」を巡る政治資金規正法違反事件などを取材した。10年4月に外信部に異動。12年4月から16年9月までアジア総局(バンコク)特派員。タイやミャンマーなど東南アジア各国の政治・社会のほか、中国とフィリピン、ベトナムが対立する南シナ海の領有権問題などを取材した。16年10月、東京本社に帰任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)