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スタンフォード式お金と人材が集まる仕事術

文春新書 1280

出版社名 文藝春秋
出版年月 2020年9月
ISBNコード 978-4-16-661280-2
4-16-661280-8
税込価格 1,100円
頁数・縦 254P 18cm

商品内容

要旨

西野精治氏は、世界一と言われるスタンフォード大睡眠研究所の所長である。同大はシリコンバレーの中心にあり、西野氏が働いた30年余で学んだことの中から、本書で紹介するのは次のような事柄だ。個人主義に根差すシンプルな成果主義と能率主義とはいかなるものか。チャレンジする情熱と結果を出す能力はいかにして身につくのか。短時間で効率よく働くためのIT利用を含めた具体的な方法。お金とマネジメントが不即不離である理由。個人の生活と健康を犠牲にせず尊重するために大切なこと。

目次

第1章 スタンフォード式「自分のペース」をつくる働き方(教えられない、指示されない。自分のやり方で働けるという自由
アメリカの研究は学内での“起業”と同義。資金調達もマネジメントも自らの責任 ほか)
第2章 スタンフォード式成果が出る組織の作り方(教授はマネジメント能力が試される
降って湧いたスタンフォードとの共同研究 ほか)
第3章 スタンフォード式お金のセンスの育て方(自分の給与は自力で上げるもの
マネーマネジメントをできることがリーダーの条件 ほか)
第4章 スタンフォード式個人主義の育て方(アメリカのパーティ術その1 大規模パーティは“一番乗り”で、早く行って早く帰る
アメリカのパーティ術その2 効率が第一。自分を印象付け、簡潔に説明する ほか)

出版社・メーカーコメント

著者がアメリカトップの大学の一つであるスタンフォードの門を叩いたのは、1987年のこと。それから多くの蒙を啓かれること30年余、真の成果主義や個人主義について学んだ。スタンフォードの特徴をひと言で言えば、風通しが良いことと、文武両道である。「協調のスタンフォード、競争のハーバード」と言われるゆえんだ。たとえば、オリンピックの金メダルの数で言っても、日本が束になってもこの大学一校に及ばない。ノーベル賞受賞者にいたっては26人も輩出している。 本書は4章構成である。【第1章】では、自分の仕事のペースをいかにしてつくるかや時間術について述べる。日本とは比較にならない研究現場の過酷さにも触れる。【第2章】は、人材獲得術、リーダーシップ、成果の上がる組織をどのようにして作るかについて述べる。【第3章】では、マネジメントの重要さと、国際的に通用する人材をいかにして育てるかについて述べる。【第4章】では、パーティ術、創造性を豊かにする教育や人生を楽しむ西海岸の生活についても触れる。 仕事はもちろん人生にも効く”仕事術で、あなたの生き方は確実に変わるはず!

著者紹介

西野 精治 (ニシノ セイジ)  
スタンフォード大学医学部精神科教授、同大学睡眠生体リズム研究所(SCNラボ)所長。医師、医学博士。1955年大阪府生まれ。1987年、当時在籍していた大阪医科大学大学院からスタンフォード大学医学部精神科睡眠研究所に留学。2000年、グループの中心としてヒトのナルコレプシーの主たる発生メカニズムを突き止める。2005年SCNラボの所長に就任。睡眠・覚醒のメカニズムを分子・遺伝子レベルから個体レベルまでの幅広い視野で研究している。2019年5月、睡眠に特化した企業への睡眠コンサルティングやITを活用したサービスなどを手がける株式会社ブレインスリープを設立し、最高経営責任者(CEO)兼最高医療責任者(CMO)に就任する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)