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中国不動産バブル

文春新書 1452

出版社名 文藝春秋
出版年月 2024年4月
ISBNコード 978-4-16-661452-3
4-16-661452-5
税込価格 1,100円
頁数・縦 245P 18cm

商品内容

要旨

中国の不動産バブル崩壊が幕を開けた。それは貨幣的な現象に留まらず、金融、行政、政治システムへと飛び火し、やがては共産党統治体制をひっくり返す要因にもなり得る―。バブル形成から崩壊まで、複雑怪奇な構造をどこよりも分かりやすく読み解く。

目次

第1章 中国の不動産で何が起きているのか
第2章 土地の公有制と戸籍管理制度
第3章 地方政府と都市再開発
第4章 「失われた30年」への道
第5章 絶望する若者たち
第6章 貯蓄・消費・投資の特殊性
第7章 マネーゲームと金融危機
第8章 イデオロギーの呪縛
第9章 コロナ禍が遺したもの
第10章 習近平政権の正念場
終章 チャイナ・リスクに備えよ

著者紹介

柯 隆 (カ リュウ)  
1963年、中国・南京市生まれ。88年来日、愛知大学法経学部入学。92年、同大学卒業。94年、名古屋大学大学院修士課程修了(経済学修士号取得)、長銀総合研究所入所。98年、富士通総研経済研究所へ移籍。2006年より同研究所主席研究員。18年、東京財団政策研究所に移籍、現在、同研究所主席研究員。静岡県立大学グローバル地域センター特任教授を兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)