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松本清張傑作短篇コレクション 上

文春文庫

出版社名 文藝春秋
出版年月 2004年11月
ISBNコード 978-4-16-710694-2
4-16-710694-9
税込価格 968円
頁数・縦 541P 16cm
シリーズ名 松本清張傑作短篇コレクション

商品内容

要旨

清張ファンを自認する宮部みゆきが巨匠の傑作短篇を選びに選び、全てに解説を付けた。上巻はミステリ・デビュー作「恐喝者」の他、宮部いち押しの名作「一年半待て」「地方紙を買う女」「理外の理」や、「或る『小倉日記』伝」「削除の復元」の鴎外もの、斬新なアイデアで書かれた「捜査圏外の条件」、画壇の裏面を描く「真贋の森」等を収録。

おすすめコメント

文春文庫30周年記念企画。「砂の器」で再び注目を浴びている松本清張の傑作短篇を宮部みゆき氏がセレクト、すべてに解説を付す!大の清張ファンを自任する宮部みゆきさんが巨匠の傑作短篇を選びに選び、すべてに「解説」を付けた。宮部さんいち押しの名作「一年半待て」「地方紙を買う女」「理外の理」「削除の復元」をはじめ、「遠くからの声」「巻頭句の女」など、淋しい女たちを描いた短篇や、夢破れ、己の居場所を失った不機嫌な男たちが登場する「共犯者」「空白の意匠」など。さらに、権力に翻弄される人間を描いた「帝銀事件の謎」などノンフィクションも収録。下巻には、横山秀夫氏ら松本清張賞受賞作家が推薦する作品も収録。

著者紹介

松本 清張 (マツモト セイチョウ)  
1909年福岡県企救郡板櫃村(現・北九州市)に生れる。53年「或る『小倉日記』伝」で第28回芥川賞を受賞。56年、朝日新聞社広告部を退職し、作家生活に入る。67年吉川英治文学賞、70年菊池寛賞、90年朝日賞受賞。92年死去
宮部 みゆき (ミヤベ ミユキ)  
1960年生れ、東京・深川育ち。「我らが隣人の犯罪」でオール読物推理小説新人賞を受賞。「魔術はささやく」で日本推理サスペンス大賞、「龍は眠る」で日本推理作家協会賞、「本所深川ふしぎ草紙」で吉川英治文学新人賞、「火車」で山本周五郎賞、「蒲生邸事件」で日本SF大賞を受賞。「理由」で第120回直木賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)