• 本

幻の男

文春文庫

出版社名 文藝春秋
出版年月 2002年7月
ISBNコード 978-4-16-718426-1
4-16-718426-5
税込価格 597円
頁数・縦 348P 16cm

出版社・メーカーコメント

夏樹ミステリーの円熟を示す傑作中篇集 夫殺しの嫌疑をかけられた妻のアリバイの鍵をにぎる「幻の男」とは誰か。表題作ほか、著者の円熟を示すミステリー中篇三作を収録 夫殺しの疑いをかけられた建設会社社長夫人の友永蕗子。蕗子のアリバイを証明するのは、彼女が誕生日にバーで意気投合した、名前も住所も分からない「幻の男」だけだった──。意外な結末が日常の脆さをあぶり出す表題作「幻の男」のほか、佐賀と熱海を舞台とした「光る干潟」「揺らぐ灯」を収録した異色のミステリー集。