書店レビュー
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- 平山書店 (秋田県大仙市)
片貝道場で多感な少年時代を過ごした、主人公をはじめ五人が年を重ねることによる、さまざまな人生模様が描かれている。武士社会では家柄がものを言う、下士と上士の身分。家老を輩出してきた、杉山家の忠兵衛と下士の身分でどっかの婿入りをして実家の厄介者にならない生き方が精々の主人公。主人公は平坦だが水もない不毛といわてた土地に運良く水を引き、また豪商を使い二千町歩の開墾に成功する。藩主からじきじきの推挙で中老に抜擢される。出世を拒んでいたのが親友だったと明かされ、夫々が権力闘争へと進んでく模様が迫力十分にえがかれたいる。大袈裟に言えば生きてゆく上で必要なものがいっぱい詰まっている。 (2010年5月9日)
(2016年10月14日)
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商品内容
| 要旨 |
同時期に道場に入門した五人の仲間は各々の道を歩み、時代は移ろう。逼迫した財政を救うため、藩の長年の悲願だった太蔵が原開墾に向け、邁進する又左衛門。だが策謀と裏切りを経て手にした権力の座は、孤独であった―。人生の晩年期に誰もが胸に抱くであろう郷愁と悔恨を、あますところなく描いた傑作長篇。 |
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おすすめコメント
首席家老・又左衛門の許に果し状が届く。かつて同門の徒であり、今は厄介叔父と呼ばれる市之丞からであった──武家小説の傑作長篇。