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ペーパーナイフ 路上の視野 2

文春文庫 209‐6

出版社名 文藝春秋
出版年月 1987年2月
ISBNコード 978-4-16-720906-3
4-16-720906-3
税込価格 524円
頁数・縦 350P 16cm

商品内容

要旨

著者は少年時代に、もし読書ノートをつくるなら表紙に「本を噛む」と書きたいと思ったそうだ。どんな作家にも呑み込まれないぞ、いやそれどころかその本を自分の歯で噛みしだいてやるのだ、という気負いがあったためという。優れた読み手との評判を得た連載書評と、井上ひさし、田辺聖子、向田邦子等の作家論を収録。

目次

職人衆の仕事―作家(唐十郎
三島由紀夫
阿部昭
T.カポーティ
P.R.ロスワイラー
井上ひさし
山本周五郎
田辺聖子
5人の時代作家
E.ヘミングウェイ
向田邦子)
ペーパーナイフ―書物(無造作であることの新鮮さ
砂漠の青春
斬る、掬う
パニックの方法
壮大な空騒ぎ
語り口の自在さ
虚しいゲーム
死者の成熟
偶然の連鎖
異国を語ることの難しさ
ハードボイルドとしての「坊っちゃん」
夢の人)