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地図を燃やす 路上の視野 3

文春文庫

出版社名 文藝春秋
出版年月 1987年3月
ISBNコード 978-4-16-720907-0
4-16-720907-1
税込価格 493円
頁数・縦 266P 16cm

商品内容

要旨

著者は20代の頃「30までは何でもできると思っている。ところが30すぎると自分に可能なことが地図のようにはっきり見えてくる」との小沢征爾の言葉に強い印象を受けた。30を過ぎた今、その言葉がある生々しさを伴って明確になっていく。脳裏に浮ぶ地図をどうしたら燃やし尽くせるのだろうか。異国と自身を語る。

目次

沈黙と喧噪―異国(書物の漂流
仏陀のラーメン
躰の中の地図
汐どき
60セントの豪華な航海
ガンジスの川風
冷たく、明るい元旦
道としてのシルクロード)
地図を燃やす―自身(北の人びとのこと
この小さな事件が
人の砂漠の中で
職業としてのルポライター
名刺1枚
短文の練習
戦無派と終末
「不信の時代」だって?
たったひとつの言葉によって
映像の力、活字の力
アーサーの夜
嵐からの隠れ場所
文章があった
青春の夢、というやつ
ささやかな発端
馬車は走る)