商品内容
要旨 |
敗戦の虚脱から、深い吟味もなく過去を否定しようとつとめてきた日本の戦後。しかし大東亜戦争は、本当に一部指導者の狂気の産物と片づけられるのだろうか。既成の史観から断罪するのではなく、変革と戦争を必死で生き抜く日本人の喜び、悲しみ、苦悶に丹念に寄り添いながら、再検証する昭和前史。毎日出版文化賞受賞の力作。 |
---|---|
目次 |
昭和改元 |
要旨 |
敗戦の虚脱から、深い吟味もなく過去を否定しようとつとめてきた日本の戦後。しかし大東亜戦争は、本当に一部指導者の狂気の産物と片づけられるのだろうか。既成の史観から断罪するのではなく、変革と戦争を必死で生き抜く日本人の喜び、悲しみ、苦悶に丹念に寄り添いながら、再検証する昭和前史。毎日出版文化賞受賞の力作。 |
---|---|
目次 |
昭和改元 |
0100000000000019728350
4-16-724204-4
昭和精神史
桶谷秀昭/著
文藝春秋
0
https://www1.e-hon.ne.jp/images/syoseki/ac/50/19728350.jpg?impolicy=PC_AC_C
/store/common/material/images/com_ic010.gif
BK
おすすめコメント
近代日本は、先住民・近隣諸国にたいする抑圧者であるとともに、近代西洋に対峙した被抑圧者でもありました。当時の文芸作品などを通して、その精神の有り様を掘り起こす労作。日本人であることの喜びと、現代日本人こそ、昔の日本人を先住民的な立場に貶めた張本人なのではないかと考えさせられます。