商品内容
要旨 |
鮑叔は斉国の公子小白の傅となり、管仲はその兄弟・公子糾の家宰となった。君主の座をめぐる争いで、二人は戦場で敵同士となる。追いつめられた管仲の放った一矢は虚空を横切り、小白の腹部に刺さった…。新しい時代の霸者が生まれるまでのドラマを、鋭い人物描写と為政への洞察で読ませる渾身の長編。 |
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管仲 下
宮城谷昌光/著
文藝春秋
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BK
おすすめコメント
時は春秋時代前期。「管鮑の交わり」で知られる斉の国の名宰相・管仲の生涯と、鮑叔との信義を描く。 斉の大夫の家に生まれた鮑叔の明るい才と、若いときから不遇が続いた管仲の深い個性は、出会った時から惹かれあう。青年時代に共に遊学や商いをして各国をめぐったことで、絆はより深くなった。 後に敵味方に分かれて戦場に立ってもなお信を抱き、ついには手をとり合い斉の名宰相・大夫として、君主の桓公を覇者にするまでを、鋭い人物描写と為政への洞察で読ませる渾身の歴史長編。