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田中角栄 その巨善と巨悪

文春文庫

出版社名 文藝春秋
出版年月 2001年5月
ISBNコード 978-4-16-726306-5
4-16-726306-8
税込価格 770円
頁数・縦 405P 16cm

商品内容

要旨

田中角栄は戦後日本の生んだ、まぎれもない天才である。比類のない、強烈な磁力を放射した人物だった。その業績は赫々たるものであり、歴史はその価値までを否定できない。しかし、日本の社会をゆがめもした。スケール大きく生きた、毀誉褒貶相半ばの男。善と背中合わせの悪、悪と共存する善、それが田中角栄という物語である。

目次

第1章 峠を越えて(コンプレックスに勝つ方法
武者ぶるい ほか)
第2章 田中社会主義(初当選
疑獄初体験 ほか)
第3章 天下をねらう(クーデター
幹事長 ほか)
第4章 一気呵成(人気上々
キーパーソン ほか)
第5章 大義消滅(逮捕
盟友のために ほか)

著者紹介

水木 楊 (ミズキ ヨウ)  
昭和12(1937)年、上海生まれ。自由学園最高学部卒業後、日本経済新聞社入社。ロンドン特派員、ワシントン支局長などをへて、論説主幹を務めた。本名、市岡揚一郎。作品に『1999年日本再占領』『2025年 日本の死』『拒税同盟』『パナマ運河奪還』『エコノミスト三国志』『爽やかなる熱情』など。多くの雑誌で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)