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巨悪vs言論 田中ロッキードから自民党分裂まで 下

文春文庫

出版社名 文藝春秋
出版年月 2003年1月
ISBNコード 978-4-16-733014-9
4-16-733014-8
税込価格 806円
頁数・縦 633P 16cm
シリーズ名 巨悪vs言論

商品内容

要旨

1992年12月に竹下派=経世会が分裂し、田中派以来の二重権力構造に終止符が打たれた―。下巻では田中型政治に至る保守政治の歴史的暗部に迫る。児玉誉士夫とハリー・カーン、田中以上の巨悪といわれた岸信介。さらにダグラス・グラマン疑惑、リクルート事件、佐川事件を経て金丸逮捕、自民党分裂に至るまでを徹底検証する。

目次

第3部 深層海流の黒幕たち(児玉誉士夫とは何か
白い黒幕ハリー・カーン)
第4部 壮大な「灰色」―ダグラス・グラマン疑惑と岸信介(姿を現した国際航空機疑獄
「海部メモ」の真贋 ほか)
第5部 巨悪は眠っている―リクルート事件と中曽根政権(検察は眠りから覚めよ
巨悪は眠っている ほか)
第6部 検察幹部は全員辞職せよ―佐川、金屏風事件と金丸・竹下(「金丸」だけですませるな
検察幹部は全員辞職せよ ほか)
第7部 金丸逮捕と自民党分裂(金丸逮捕の衝撃
何が金丸事件を生んだのか ほか)

著者紹介

立花 隆 (タチバナ タカシ)  
昭和15(1940)年長崎県生れ。39年東京大学仏文科卒業。49年「田中角栄研究―その金脈と人脈」(「文芸春秋」11月号)で金脈批判の先鞭をつけ、以後精力的に腐敗政治批判を続けている。知的関心は幅広く、その徹底した取材と卓抜な分析力による文筆活動で、58年菊池寛賞、平成10年司馬遼太郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)