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道路の権力 道路公団民営化の攻防一〇〇〇日

文春文庫 い17-12

出版社名 文藝春秋
出版年月 2006年3月
ISBNコード 978-4-16-743112-9
4-16-743112-2
税込価格 785円
頁数・縦 520P 16cm

商品内容

要旨

道路公団こそ日本の権力と利権の中枢であり、政界のタブーであった。その民営化実現を小泉首相から託された著者は、あらゆる妨害、隠蔽と戦いながら、公団の利権構造、税金ばらまき、談合・天下りの実態を明らかにしていく。そしてついに民営化を実現するまでの1000日にわたる壮絶な戦いのドキュメント。

目次

第1部 行革断行評議会篇(聖域に挑む
実力者たち
九三四二キロという旗
変人の戦術)
第2部 道路公団民営化委員会篇(民営化委員会発足
総裁たちの弁明
「凍結」の道路
論破
最終答申
国民の選択)

著者紹介

猪瀬 直樹 (イノセ ナオキ)  
作家。1946年、長野県生まれ。『ミカドの肖像』(86年)で大宅壮一ノンフィクション賞受賞。『日本国の研究』(97年。文藝春秋読者賞受賞)は、政界の利権、腐敗、官僚支配の問題を鋭く突き、小泉首相から行革断行評議会委員、道路公団民営化推進委員に任命される契機ともなった。他にも、メールマガジン「日本国の研究」を主宰、政府税制調査会委員、東京大学客員教授など幅広い領域で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)