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日本国憲法の二〇〇日

文春文庫 は8−17

出版社名 文藝春秋
出版年月 2008年4月
ISBNコード 978-4-16-748317-3
4-16-748317-3
税込価格 704円
頁数・縦 380P 16cm

商品内容

要旨

「歴史探偵」として知られる著者は敗戦時、15歳。そして日本は、新憲法の策定作業に入る。GHQ指令が次々と発せられる中、昭和21年3月6日、遂に「憲法改正草案要綱」が政府より発表される。あの敗戦より203日。この苛酷ではあるが希望に満ちた日々を、史家の目に少年の目を織り交ぜつつ、哀切に描ききる。

目次

「三月十日」の章
昭和二十年八月・1―「涙滂沱」の章
昭和二十年八月・2―「国体護持」の章
昭和二十年八月・3―「総懺悔」の章
昭和二十年九月・1―「青い眼の大君」の章
昭和二十年九月・2―「記念写真」の章
昭和二十年九月・3―「憲法改正示唆」の章
昭和二十年十月・1―「天皇制打破」の章
昭和二十年十月・2―「天皇退位論」の章
昭和二十年十一月・1―「近衛失格」の章
昭和二十年十二月・1―「真相はかうだ」の章
昭和二十年十二月・2―「神道指令」の章
昭和二十一年一月・1―「詔書とパージ」の章
昭和二十一年一月・2―「浮浪児とパンパン」の章
昭和二十一年一月・3―「戦争放棄」の章
昭和二十一年二月・1―「三原則」の章
昭和二十一年二月・2―「聖断ふたたび」の章
「大理想」の章

著者紹介

半藤 一利 (ハンドウ カズトシ)  
昭和5(1930)年、東京に生れる。作家。28年、東京大学文学部卒業後、文藝春秋入社。「週刊文春」「文藝春秋」編集長、専務取締役、同社顧問などを歴任。平成5(1993)年「漱石先生ぞな、もし」で第12回新田次郎文学賞、10年「ノモンハンの夏」で第7回山本七平賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)