• 本

水の文化史 四つの川の物語

文春文庫

出版社名 文藝春秋
出版年月 1990年8月
ISBNコード 978-4-16-752501-9
4-16-752501-1
税込価格 449円
頁数・縦 299P 16cm

商品内容

要旨

昔から様々な物語がウォーターフロントで繰り広げられてきた。本書は淀川、利根川、木曽川、筑後川を中心に、全国の河川の歴史と文化を解き明かす。都市づくり、町づくりが21世紀への環境問題の優先課題として論じられる今日、本書は水という最も基本的な問題を、自然と歴史と文化から見直した世評高い名著である。

目次

淀川篇―琵琶湖・この大いなる湖(「弥生」の川
日本海文化
日本海側の山と川
琵琶湖総合開発の行方)
利根川篇―日本の水問題(治水の川
水不足と水害
柔構造と硬構造
都市化の中の農業用水)
木曽川篇―自然保護と林業(木材の川・苛酷な川
かけがえのない資源・土壌
山の文化
海岸林と砂丘)
筑後川篇―水を作りだした歴史(ゼロからの出発
美林の生いたち
筑後川四堰とクリーク
下水を大地に返す)