• 本

夏の口紅

文春文庫 ひ7−8

出版社名 文藝春秋
出版年月 2009年7月
ISBNコード 978-4-16-753108-9
4-16-753108-9
税込価格 607円
頁数・縦 287P 16cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 樋口有介の作品の主人公たちは皆、気障で恰好つけていて、独特の言い回しをする。この特徴のある文体・文章は著者の最大の魅力であり、私が彼を特別な作家と位置付けている最大の理由でもある。読んでいて心地よい。登場する女性たちも魅力的に描かれており、本作の高森季里子も例外ではない。女性を好きになるのに遅すぎるということはない。たとえそれが初恋だとしても恰好悪くはないですよね…著者のミステリ作家としてではない最大の魅力を強く印象付ける青春小説。(高)

    (2009年8月13日)

商品内容

要旨

十五年前に家を出たきり、会うこともなかった親父が死んだ。大学三年のぼくは、形見を受け取りに行った本郷の古い家で、消息不明の姉の存在を知らされ、季里子という美しい従妹と出会う。一人の女の子を好きになるのに遅すぎる人生なんてあるものか…夏休みの十日間を描いた、甘くせつない青春小説。

著者紹介

樋口 有介 (ヒグチ ユウスケ)  
1950年群馬県生まれ。業界紙記者などを経て、88年『ぼくと、ぼくらの夏』で第6回サントリーミステリー大賞読者賞を受賞し、デビュー。90年『風少女』で直木賞候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)