• 本

猫を抱いて象と泳ぐ

文春文庫 お17−3

出版社名 文藝春秋
出版年月 2011年7月
ISBNコード 978-4-16-755703-4
(4-16-755703-7)
税込価格 880円
頁数・縦 373P 16cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 伝説のチェスプレイヤー、“リトル・アリョーヒン”のひそやかな奇跡。チェスという1対1の戦いにおいて、テーブルの下にひっそりと猫を抱いた小さな青年が一人。彼と対戦したプレイヤーは口々に言います。“リトル・アリョーヒン”との対戦が生涯でベストの対局であった、と。彼の生きた証をこの小説で読み紡いでみてください。

    (2014年3月10日)

商品内容

要旨

「大きくなること、それは悲劇である」。この箴言を胸に十一歳の身体のまま成長を止めた少年は、からくり人形を操りチェスを指すリトル・アリョーヒンとなる。盤面の海に無限の可能性を見出す彼は、いつしか「盤下の詩人」として奇跡のような棋譜を生み出す。静謐にして美しい、小川ワールドの到達点を示す傑作。

おすすめコメント

「大きくなること、それは悲劇である」。この箴言を胸に11歳の身体のまま成長を止めた少年は、からくり人形を操りチェスを指すリトル・アリョーヒンとなる。盤面の海に無限の可能性を見出す彼は、いつしか「盤下の詩人」として奇跡のような棋譜を生み出す。静謐にして美しい、小川ワールドの到達点を示す傑作。 解説・山崎努

著者紹介

小川 洋子 (オガワ ヨウコ)  
1962年、岡山県生まれ。早稲田大学文学部文芸科卒業。88年、「揚羽蝶が壊れる時」で第7回海燕新人文学賞、91年、「妊娠カレンダー」で第104回芥川賞を受賞。2004年、『博士の愛した数式』が第55回読売文学賞、第1回本屋大賞を受賞。同年、『ブラフマンの埋葬』で第32回泉鏡花文学賞を受賞。2006年、『ミーナの行進』で第42回谷崎潤一郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)