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重大事件に学ぶ「危機管理」

文春文庫

出版社名 文藝春秋
出版年月 2004年4月
ISBNコード 978-4-16-756011-9
4-16-756011-9
税込価格 556円
頁数・縦 282P 16cm

商品内容

要旨

東大安田講堂事件、あさま山荘事件、大島三原山噴火など、数々の難事件や災害に対処してきた「危機管理」のエキスパートが、近年の政治や企業のトラブルに触れつつ語った「危機」対策の戦略戦術マニュアル。阪神・淡路大震災、9・11米中枢同時多発テロ、地下鉄サリン事件など、豊富な事例をもとに、問題対応の鉄則を説く。

目次

序章 もはや「水と安全はタダ」ではない
第1章 危機を事前に察知する方法
第2章 初めにどう動くかで勝負は決まる
第3章 私がやらずに誰がやる
第4章 危機下のリーダーシップ
第5章 「非常時」に強い人材づくり
終章 この「備え」を頭に持っておけ!

著者紹介

佐々 淳行 (サッサ アツユキ)  
1930年東京生まれ。東京大学法学部卒業後、国家地方警察本部(現警察庁)に入庁。目黒警察署勤務をふりだしに、警視庁外事・警備・人事課長、警察庁調査・外事・警備課長を歴任、「東大安田講堂事件」「連合赤軍浅間山荘事件」等では警備幕僚長として危機管理に携わる。その後、三重県警察本部長、防衛庁官房長、防衛施設庁長官等を経て、86年より初代内閣安全保障室長をつとめ、昭和天皇大喪の礼警備を最後に退官。以後は文筆、講演、テレビ出演と幅広く活躍。「危機管理」という言葉のワード・メイカーでもある。93年『東大落城』で第54回文芸春秋読者賞受賞。2000年第48回菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)