• 本

セーラー服とエッフェル塔

文春文庫

出版社名 文藝春秋
出版年月 2004年5月
ISBNコード 978-4-16-759003-1
4-16-759003-4
税込価格 576円
頁数・縦 259P 16cm

商品内容

要旨

普段は気にしない世の中の不思議―たとえば、女性の乳房はなぜ膨らんでいて、男性はそれに愛着を感じるのか?セーラー服はなぜ日本にだけ定着し、根強い人気を誇るのか?こうしたエロスに関する疑問はもとより、巷に溢れる「?」に、ムッシュー・カシマは乱読をしながらユニークな仮説を立てていく。

目次

SMと米俵
出世牛
セミとキリギリス
ビデ
皮と革
他人のくそ
由緒正しい競争
フロイトと「見立て」
牛肉食いvs.カエル食い
売られたエッフェル塔〔ほか〕

著者紹介

鹿島 茂 (カシマ シゲル)  
1949(昭和24)年横浜市生まれ。東京大学大学院修了。現在、共立女子大学文芸学部教授。専門は19世紀のフランス文学。91年『馬車が買いたい!』で第13回サントリー学芸賞、96年『子供より古書が大事と思いたい』で第12回講談社エッセイ賞、99年『職業別 パリ風俗』で第51回読売文学賞、2004年『成功する読書日記』で第2回毎日書評賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)