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オール・アバウト・セックス

文春文庫

出版社名 文藝春秋
出版年月 2005年3月
ISBNコード 978-4-16-759004-8
4-16-759004-2
税込価格 618円
頁数・縦 258,8P 16cm

商品内容

要旨

鹿島教授曰く「書評を通して日本のセックスのフィールド・ワークを試みたいと思った」意欲作。古今東西あらゆる分野のエロス本の書評を通じ、フーゾク、SM、AVなど、日本のセックスの驚愕の実情が明らかにされていく。紹介されるエッチ本は百数十冊―まさに空前絶後の“エロスの総合図書館”誕生である。

目次

まずは、女の性欲について
失われた「風俗」を求めて
堅忍不抜のエロ事師、官憲と闘う
エロティックなキューティーハニー
SMもまたセラピーである
オナニストはとことんシュールに突き進む
コーンフレークは性欲を鎮める?
繁殖から遠く離れて
欲望のためならゲロも食いたい
fの探究〔ほか〕

著者紹介

鹿島 茂 (カシマ シゲル)  
1949(昭和24)年横浜市生まれ。東京大学大学院修了。共立女子大学文芸学部教授。専門は19世紀のフランス文学。91年『馬車が買いたい!』で第13回サントリー学芸賞、96年『子供より古書が大事と思いたい』で第12回講談社エッセイ賞、99年『職業別パリ風俗』で第51回読売文学賞、2004年『成功する読書日記』で第2回毎日書評賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)