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少年にわが子を殺された親たち

文春文庫

出版社名 文藝春秋
出版年月 2003年3月
ISBNコード 978-4-16-761302-0
4-16-761302-6
税込価格 755円
頁数・縦 331P 16cm

商品内容

要旨

もしも愛する我が子が少年に殺害されたら…。加害少年の供述を鵜呑みにする警察、発表を垂れ流すメディア、遺族に沈黙を強いる世間―突然、子供を殺されたショックに加え、少年法に阻まれてその死の真相すら知ることのできない苦しみに耐える六つの家族の姿を、丹念な取材で描き出したノンフィクション。

目次

第1部 怒りの深淵(事件現場
長い裁判
繰り返された悲劇
殺意)
第2部 崩れ落ちる家族(親たちの絆
嵐の家
引き裂かれる夫婦
残された家族
変化のきざし)
第3部 凍りついた時間(二つの時間
凍りついた十三年間
被害者側への石つぶて
早すぎる判決
生々しい記憶
声なき慟哭)

著者紹介

黒沼 克史 (クロヌマ カツシ)  
1955年北海道生まれ。都立西高校、筑波大学社会学類を卒業後、出版社勤務、「週刊文春」記者等を経て87年よりフリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)