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祈り美智子皇后

文春文庫

出版社名 文藝春秋
出版年月 2001年12月
ISBNコード 978-4-16-765618-8
4-16-765618-3
税込価格 556円
頁数・縦 286P 16cm

商品内容

要旨

民間から皇后の位にお就きになりお言葉を失われた美智子さまは、どのようにしてご恢復への途を歩まれたのか?初めて解き明かされる「人間・皇后」の魂の遍歴、封印された悲しみ。軽井沢への深い想い、ベルギー王室との交流、神谷美恵子の存在など、知られざるエピソードで織りなす、格調高きノンフィクション。

目次

第1章 如何ばかり水を欲りけむ
第2章 その一粒に重みのありて
第3章 高原の花みだれ咲く
第4章 歌ふさくらさくらと
第5章 いたみつつなほ優しくも

出版社・メーカーコメント

法的基盤の脆弱な皇后の位に民間からお就きになった美智子さまがお言葉を失い、そこから立ち直られるまでを描いた渾身の感動巨篇 四月十日、美智子皇后はご成婚四十年を迎えられます。即位十年目ということもあって、二度目の“ミッチーブーム”などと騒ぐ向きもありますが、宮原さんは『軽井沢物語』『神谷美恵子 聖なる声』と書きつがれて後、本テーマに至りました。端的に言えば、交友関係とその足跡、音楽、童話、御歌を丹念に辿りつつ、皇后の内面を初めて明らかにした画期的な本と申せましょう。(TY)

著者紹介

宮原 安春 (ミヤバラ ヤスハル)  
1942年、長野県に生まれる。早稲田大学文学部中退。ニューヨーク日本倶楽部に勤務したのち帰国。週刊誌、新聞のフリーランスライター、アンカーマンを経て、現在、ノンフィクション作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)