• 本

花まんま

文春文庫 し43−2

出版社名 文藝春秋
出版年月 2008年4月
ISBNコード 978-4-16-771202-0
4-16-771202-4
税込価格 836円
頁数・縦 317P 16cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 大阪滋賀が舞台になっている

    大阪の下町を舞台にしたけったいで、おもろうて、悲しゅうなる短編集。懐かしさあふれる子供のころの摩訶不思議な話。大阪弁が溢れてるから、どうせ東京では売れへん。大阪の人買うたってや。 

    (2008年4月4日)

商品内容

要旨

母と二人で大切にしてきた幼い妹が、ある日突然、大人びた言動を取り始める。それには、信じられないような理由があった…(表題作)。昭和30〜40年代の大阪の下町を舞台に、当時子どもだった主人公が体験した不思議な出来事を、ノスタルジックな空気感で情感豊かに描いた全6篇。直木賞受賞の傑作短篇集。

著者紹介

朱川 湊人 (シュカワ ミナト)  
1963年大阪府生まれ。慶應義塾大学文学部卒。出版社勤務を経て、2002年「フクロウ男」で第41回オール讀物推理小説新人賞を受賞。翌2003年、「白い部屋で月の歌を」で第10回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞。初の著作となった『都市伝説セピア』が第130回直木賞候補となり、2005年『花まんま』で第133回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)