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麗しき男性誌

文春文庫 さ36-5

出版社名 文藝春秋
出版年月 2007年6月
ISBNコード 978-4-16-771733-9
4-16-771733-6
税込価格 702円
頁数・縦 332P 16cm

商品内容

要旨

これが男の興味を惹く“ツボ”だったのか―。モテたいオヤジ雑誌『レオン』、失楽園カップル二名様ご案内の『日経おとなのOFF』、世の中すべてご隠居の花見酒と化す『週刊新潮』など、男性誌31誌を俎上にのせ、ユーモア、皮肉まじり、お腹が痛くなるほどの快刀乱麻。雑誌にみる、日本男児の「麗しき」生態とは。

目次

第1章 世の中を読む。―これが男の雑誌の王道だ。(週刊ポスト―七つの顔を持つザ・男性誌
プレジデント―いまだ健在。二倍二倍の上昇志向 ほか)
第2章 余暇を愉しむ。―オフでも男はさぼりません。(ナンバー―つるんでナンボの従軍取材
週刊ゴルフダイジェスト―時事からマンガまで全部ゴルフ ほか)
第3章 センスを磨く。―僕らはいつもスタイリッシュ。(メンズクラブ―できる男の服というコンセプト
エスクァイア―二一世紀に生きる脱亜入欧魂 ほか)
第4章 趣味に生きる。―マニアな彼のディープな世界。(ヤングオート―ヤンキー文化の継承者、見参
月刊へら―和の追究。またはお座敷の釣り ほか)
第5章 若さをことほぐ。―オレたちの青春ってこんな。(ホットドッグ・プレス―妄想全開。最後のナンパ誌
東京ウォーカーシリーズ―デートガイドはデータ主義 ほか)

著者紹介

斎藤 美奈子 (サイトウ ミナコ)  
文芸評論家。1956年新潟市生まれ。成城大学経済学部卒業。児童書等の編集者を経て、94年『妊娠小説』(ちくま文庫)でデビュー。2002年『文章読本さん江』(筑摩書房)で第1回小林秀雄賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)