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団塊世代の戦後史

文春文庫 み30−2

出版社名 文藝春秋
出版年月 2007年7月
ISBNコード 978-4-16-771736-0
4-16-771736-0
税込価格 628円
頁数・縦 272P 16cm

商品内容

要旨

団塊世代を理解せずして、日本の戦後史も未来も語れない。既成の嘘臭い団塊世代論を打破すべく、圧倒的影響力をもった異民族を分析。数字のマジックを読み解き、保守性と革新性の二面性を浮き彫りに。下流社会もフリーターも友達夫婦も全てはここから始まった。誰が読んでも妙に懐かしい団塊世代本の決定版。

目次

プロローグ 団塊世代とは何か?(大きな社会的影響力を持つ世代
保守性と革新性を併せ持った世代 ほか)
第1部 消費する若者(古い日本から生まれた自分へのやり場のない不満
もはや戦後ではない ほか)
第2部 ニューファミリーの光と影(「結婚しようよ」―吉田拓郎の「転向」
巨大市場化した結婚 ほか)
第3部 マイホーム主義の末路(私生活主義が生んだその日暮らしの若者
自由尊重という名の放ったらかしがフリーターを生んだ ほか)
第4部 存在理由が問われる定年後(夫婦の意識の差が大きい世代
これからも収入のある仕事がしたい ほか)
エピローグ これから彼らがなすべきこと(団塊世代にしらけた私の世代
移民としての団塊世代 ほか)

著者紹介

三浦 展 (ミウラ アツシ)  
1958年生まれ。消費社会研究家、マーケティング・アナリスト。一橋大学社会学部卒業。(株)パルコ入社。マーケティング情報誌「アクロス」編集長を経て三菱総合研究所入社。99年、消費・都市・文化研究シンクタンク「カルチャースタディーズ研究所」設立。社会学、家族論、青少年論、都市計画論など各方面から注目されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)