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クワイエットルームにようこそ

文春文庫 ま17-3

出版社名 文藝春秋
出版年月 2007年8月
ISBNコード 978-4-16-771738-4
4-16-771738-7
税込価格 493円
頁数・縦 148P 16cm

商品内容

要旨

恋人との大喧嘩の果て、薬の過剰摂取で精神病院の閉鎖病棟に担ぎ込まれた明日香。そこで拒食・過食・虚言・自傷など、事情を抱えた患者やナースと出会う。普通と特別、正常と異常…境界線をさ迷う明日香がたどり着いた場所はどこか?悲しくて笑うしかない、絶望から再生への14日間を描いた、第134回芥川賞候補作。

おすすめコメント

切なすぎて、もう笑うしかない。鬼才・松尾スズキが贈る絶望と再生の物語。芥川賞候補作にもなった話題作が待望の文庫&映画化!恋人との大喧嘩の果て、薬の過剰摂取(オーバードーズ)で精神病院の閉鎖病棟に担ぎ込まれた明日香。そこで拒食・過食・虚言・自傷など、事情を抱えた患者やナースと出会う。普通と特別、正常と異常…境界線をさ迷う明日香がたどり着いた場所はどこか? 悲しくて笑うしかない、絶望から再生への14日間を描いた、第134回芥川賞候補作。解説・枡野浩一

著者紹介

松尾 スズキ (マツオ スズキ)  
1962年福岡県生まれ。88年劇団「大人計画」を旗揚げ、作・演出・俳優をつとめる。97年『ファンキー!宇宙は見える所までしかない』で第41回岸田國士戯曲賞受賞。劇場用映画・初監督作品『恋の門』が2004年に公開された。文筆業でも特異な才能を発揮し活躍。06年『クワイエットルームにようこそ』が第134回芥川賞にノミネート(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)