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円を創った男 小説・大隈重信

文春文庫 わ15−1

出版社名 文藝春秋
出版年月 2009年1月
ISBNコード 978-4-16-775347-4
4-16-775347-2
税込価格 681円
頁数・縦 333P 16cm

商品内容

要旨

日本初の政党内閣の首班にして、早稲田大学の創設者―。一般に大隈重信の業績といえばこれに集約されるが、大隈がその能力を最大限に発揮したのは、明治4年の「新貨条例」の布告によって完成された幣制改革であった。新通貨「円」はいかにして生れたのか。若き日の大隈の苦闘を描く傑作歴史小説。

著者紹介

渡辺 房男 (ワタナベ フサオ)  
1944年、山梨県甲府市生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。NHKディレクターを経て、現在(株)NHKエンタープライズ・プロデューサー。1999年、『桜田門外十万坪』で第23回歴史文学賞受賞。同年、「指」で第18回世田谷文学賞受賞。2001年、『ゲルマン紙幣一億円』で第15回中村星湖文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)