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悪夢のサイクル ネオリベラリズム循環

新版

文春文庫 う13−4

出版社名 文藝春秋
出版年月 2009年3月
ISBNコード 978-4-16-775362-7
4-16-775362-6
税込価格 586円
頁数・縦 252P 16cm
シリーズ名 悪夢のサイクル

商品内容

要旨

米国で過去30年、日本でも小泉政権以降“構造改革”という名で推進された新自由主義的改革。しかしその帰結は超格差社会、そして“リーマン・ショック”に始まる世界同時不況だった。本書は今日の状況を恐ろしいまでに言い当て、また未来への指針を明確に示している。

目次

第1章 未来は見通せていた
第2章 なぜ、私たちはルール変更を受けいれたのか
第3章 市場原理主義の起源
第4章 悪夢のサイクル
第5章 日本のシカゴ・ボーイズ
第6章 バブル再考
第7章 戦争との親和性
第8章 人間が市場を

著者紹介

内橋 克人 (ウチハシ カツト)  
1932年神戸市に生まれる。神戸新聞社を経てフリー。ジャーナリスト・経済評論家として、時流に惑わされず本質を見抜き、半世紀以上にわたり勇気ある発言を続けている。『破綻か再生か』(94年)、『共生の大地』(95年)などでいちはやく市場原理主義への対抗思潮を展開し、『規制緩和という悪夢』(95年、共著)では規制緩和万能論を徹底的な取材で突き崩した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)