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帰ってから、お腹がすいてもいいようにと思ったのだ。

文春文庫 た71−1

出版社名 文藝春秋
出版年月 2009年4月
ISBNコード 978-4-16-775369-6
4-16-775369-3
税込価格 858円
頁数・縦 248P 16cm

商品内容

要旨

高山なおみが本格的な「料理家」になる途中のサナギのようなころの、雨ではないが晴れ間でもない、なにかの中間にいることの落ち着かなさ、不安さえ見え隠れする淡い心持ちを、そのままに綴ったエッセイ集。なにげない日々のなにげない出来事が静かに心を揺らし、切なく痛い。カラー口絵、32レシピ付き。

目次

青い毛布の胸のところが。
たましいの恋人たち。
彼女たちの、4月ものがたり。
これから。
職業の背中。
ひとりだけの場所。
頭の中の出来事。
スペーシャル・トゥー・ミー。
ふとんの中。
押し入れの奥の、かたまり。〔ほか〕

著者紹介

高山 なおみ (タカヤマ ナオミ)  
1958年静岡県生まれ。レストランのシェフを経て料理家に。書籍、雑誌、テレビなどを活動の場とし、料理だけでなく文筆家としての顔も持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)