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鉄騎兵、跳んだ

文春文庫 さ43−2

出版社名 文藝春秋
出版年月 2010年5月
ISBNコード 978-4-16-777382-3
4-16-777382-1
税込価格 565円
頁数・縦 253P 16cm

商品内容

要旨

モトクロスに人生の全てを賭ける貞二は、思うような結果が出せず、また、若い天才の出現に焦りを覚える。やがて、愛する洋子のため引退を決意し、最後の戦いに挑むが…。オール讀物新人賞受賞の表題作をはじめ、逡巡する青春の終わりの日々を瑞々しく描いた、作家・佐々木譲の原点である初期短篇五篇を収録。

出版社・メーカーコメント

新・直木賞作家、佐々木譲さんがオール讀物新人賞を受賞したデビュー作は、当時の選考委員にも絶賛された青春の終わりを描いた瑞々(みずみず)しい小説です。70年代前半を舞台に、モトクロスに青春を賭ける青年が主人公で、石田純一主演で映画化もされています。デビュー作ながら手に入りにくい1冊でしたが、これを機に佐々木さんのファンは、ぜひお読みください。(YI)

著者紹介

佐々木 譲 (ササキ ジョウ)  
1950(昭和25)年、北海道生まれ。広告代理店、自動車メーカー勤務を経て、79年に『鉄騎兵、跳んだ』でオール讀物新人賞受賞。90年、『エトロフ発緊急電』で日本推理作家協会賞、山本周五郎賞、日本冒険小説協会大賞を受賞。2002年、『武揚伝』で新田次郎文学賞を受賞。また、2010年には『廃墟に乞う』で直木三十五賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)