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それってどうなの主義

文春文庫 さ36−8

出版社名 文藝春秋
出版年月 2010年8月
ISBNコード 978-4-16-777395-3
4-16-777395-3
税込価格 734円
頁数・縦 333P 16cm

商品内容

要旨

「それってどうなの主義」とは、なにか変だなあと思ったときに「それってどうなの」とつぶやいてみること。ただそれだけですが、とても大切なことです。日の丸、戦争、靖国から、皇室、教育、ファッション誌まで、オウム事件後10年のニッポンの右往左往ぶりを明快に解き明かし、違和感を突く痛快エッセイ集。

目次

第1章 右を向いても左を見ても(日章旗のお取り扱い
それってなんすか? ほか)
第2章 日本のメディアは大丈夫?(奴隷とライオン
男女対抗戦の謎 ほか)
第3章 少数派の言い分(抗菌グッズなんかいらない
マイナーな趣味 ほか)
第4章 子どもと学校の周辺(石臼とペン立て
孵化と羽化 ほか)
第5章 女と男の文化の行方(シンデレラとピッピ
「男」をつくる装置 ほか)

著者紹介

斎藤 美奈子 (サイトウ ミナコ)  
文芸評論家。1956年新潟県生まれ。成城大学経済学部卒業。児童書等の編集者を経て、94年『妊娠小説』(ちくま文庫)でデビュー。2002年『文章読本さん江』(ちくま文庫)で、第1回小林秀雄賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)