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江戸の名奉行 43人の実録列伝

文春文庫 た88−1

出版社名 文藝春秋
出版年月 2012年12月
ISBNコード 978-4-16-783835-5
4-16-783835-4
税込価格 734円
頁数・縦 323P 16cm

商品内容

要旨

鬼平、大岡越前、遠山の金さん…。時代小説や時代劇で知られる実在した町奉行、勘定奉行、火付盗賊改など名奉行43人の実像とは?「名裁き」から生まれた泣ける人情話から、厳酷なる取り調べ、火あぶりの拷問、島流しの実態まで豊富な史料から明らかにします。読めば時代小説がさらに深く楽しめるファン必携の一冊。

目次

第1章 草創期の幕府を支えた名奉行(板倉伊賀守勝重―江戸町奉行・京都所司代・江戸初期の伝説的な名奉行
石谷左近将監貞清―北町奉行・明暦の大火後の江戸再建も主導
石出帯刀吉深―牢屋奉行・江戸・小伝馬町の牢獄を守り抜く ほか)
第2章 太平の世に活躍した名奉行(大岡越前守忠相―南町奉行・寺社奉行・「大岡裁き」で知られる吉宗の“懐刀”
徳山五兵衛秀栄―火付盗賊改・大盗・日本左衛門を獄門にかけた男
曲淵甲斐守景漸―北町奉行・田沼意次も松平定信も頼りにした奉行 ほか)
第3章 幕末の動乱に立ち向かった名奉行(筒井伊賀守政憲―南町奉行・日本百年を見すえていた学者奉行
内藤隼人正矩佳―勘定奉行・遠島にした佐原喜三郎の波瀾の流人暮らし
矢部駿河守定謙―南町奉行・高潔な政治をつらぬいた怒れる奉行 ほか)

おすすめコメント

大岡越前、遠山の金さん、鬼平……時代小説や時代劇で知られる名奉行たちの実像とは? 読んだらさらに時代小説が楽しめる1冊。

著者紹介

丹野 顯 (タンノ アキラ)  
1940年、東京都生まれ。東京教育大学文学部を卒業。月刊誌、百科事典などの編集者を経て文筆活動に入る。戦国・江戸時代の庶民生活、精神史を中心に執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)