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世界の果て

文春文庫 な69−1

出版社名 文藝春秋
出版年月 2013年1月
ISBNコード 978-4-16-785301-3
4-16-785301-9
税込価格 682円
頁数・縦 232P 16cm

商品内容

要旨

部屋に戻ると、見知らぬ犬が死んでいた―。「僕」は大きな犬の死体を自転車のカゴに詰め込み、犬を捨てる場所を求めて夜の街をさまよい歩く(「世界の果て」)。奇妙な状況におかれた、どこか「まともでない」人たち。彼らは自分自身の歪みと、どのように付き合っていくのか。ほの暗いユーモアも交えた、著者初の短篇集。

おすすめコメント

『掏摸[スリ]』『悪と仮面のルール』などの作品が高い評価を受ける、中村文則の初短篇小説集。奇妙な状況におかれた人々を描く、5つの短編を収録。

出版社・メーカーコメント

部屋に戻ると、見知らぬ犬が死んでいた――。「僕」は大きな犬の死体を自転車のカゴに詰め込み、犬を捨てる場所を求めて夜の街をさまよい歩く(「世界の果て」)。奇妙な状況におかれた、どこか「まともでない」人たち。彼らは自分自身の歪みと、どのように付き合っていくのか。ほの暗いユーモアも交えた、著者初の短篇集。

著者紹介

中村 文則 (ナカムラ フミノリ)  
1977年愛知県生まれ。福島大学卒業。2002年『銃』で新潮新人賞を受賞してデビュー。04年『遮光』で野間文芸新人賞、05年『土の中の子供』で芥川賞、10年『掏摸』で大江健三郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)