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吉田茂の軍事顧問辰巳栄一 歴史に消えた参謀

文春文庫 ゆ11−1

出版社名 文藝春秋
出版年月 2013年7月
ISBNコード 978-4-16-785901-5
4-16-785901-7
税込価格 825円
頁数・縦 393P 16cm

商品内容

要旨

駐英十年の陸軍武官として吉田茂とともに対米開戦に反対、日本必敗を分析していた総力戦研究所を産み、大空襲下の首都40万人学童疎開を実現。戦後は吉田の私設顧問として、自衛隊創設に尽力した男。インテリジェンスを何より重要視し行動した一参謀の姿がCIA文書、日記など一級史料によって明らかになる。

目次

首相には「影の参謀」がいた
葉隠精神と破天荒の時代
情報戦争の渦の中へ
吉田茂との運命的な出会い
英米派の孤独な戦い
風雲急を告げる日本“一触即発”
帝都防衛、学童疎開
敗戦―占領軍がやってきた
鉄のカーテンが降ろされた
吉田が目指した日本独立
「歴史に消えた参謀」
吉田ドクトリンを超えて

著者紹介

湯浅 博 (ユアサ ヒロシ)  
産経新聞特別記者・論説委員。1948年東京都生まれ。中央大学法学部卒、プリンストン大学修了。産経新聞入社後に千葉支局、政治部、経済部を経てワシントン特派員、外信部次長、ワシントン支局長、シンガポール支局長を歴任。2002年7月から現職。産経新聞に「世界読解」「東京特派員」などのコラムを執筆中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)