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かけおちる

文春文庫 あ64−2

出版社名 文藝春秋
出版年月 2015年3月
ISBNコード 978-4-16-790334-3
4-16-790334-2
税込価格 935円
頁数・縦 278P 16cm

商品内容

要旨

二十二年前、妻と姦夫を成敗した過去を持つ地方藩の執政・阿部重秀。残された娘を育てながら信じる道を進み、窮乏する藩財政を救う秘策をついに編み出した今、“ある事情”ゆえに藩政を退こうとするが―。重秀を襲ういくつもの裏切りと絶望の果て、明らかになる人々の“想い”が胸に響く、感涙の時代長編。

おすすめコメント

妻はなぜ逃げたのか。最旬作家の傑作時代長編 藩の執政として秘策を練る重秀はかつて、男と逃げた妻を斬った。二十年後に明らかになる女心の真相とは。松本清張賞作家の傑作。

著者紹介

青山 文平 (アオヤマ ブンペイ)  
1948年神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学第一政治経済学部経済学科卒業。経済関係の出版社に18年勤務。経済関係のフリーライターを経て、2011年『白樫の樹の下で』で第18回松本清張賞を受賞。2015年『鬼はもとより』が直木賞候補、第17回大藪春彦賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)