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「常識」の研究 新装版

文春文庫 や9-13

出版社名 文藝春秋
出版年月 2015年6月
ISBNコード 978-4-16-790393-0
4-16-790393-8
税込価格 715円
頁数・縦 269P 16cm
シリーズ名 「常識」の研究

商品内容

要旨

戦前・戦後を通じていえることは「権威は消えたが常識は残った」である―われわれの日常生活の行動規範であり、それに基づく判断の基準となる「常識」について、様々な角度から考察する。「常識」の違いにより生じる国際社会での誤解など、現代を生きる私たちが今こそ知っておくべき「教訓」を指し示す貴重な一冊。

目次

1 国際社会への眼(シオニズムと風土
北と南のはざまにて ほか)
2 世論と新聞(原発と新聞報道
宣伝戦と新聞 ほか)
3 常識の落とし穴(「変節」とは何か
再び「変節」について ほか)
4 倫理的規範のゆくえ(「で」で食っても「を」で食うな
「自由」とは ほか)
5 島国の政治文化(「派閥」と政治文化
保革交代劇 ほか)

おすすめコメント

あなたの「常識」、本当に合ってますか? 「常識」つまり生活の行動規範とそれを基とした事象への判断を取り上げ、国際化時代の考え方を説く。今こそ現代人が読むべき啓蒙書。

著者紹介

山本 七平 (ヤマモト シチヘイ)  
大正10(1921)年、東京に生れる。青山学院卒業。昭和33年山本書店を創立、その後精力的な執筆活動に入る。平成3年12月死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)