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ぼくたち日本の味方です

文春文庫 う19−20

出版社名 文藝春秋
出版年月 2015年11月
ISBNコード 978-4-16-790493-7
4-16-790493-4
税込価格 803円
頁数・縦 349P 16cm

商品内容

要旨

東日本大震災によって、この日本は何が変わったのか、そして何が変わらなかったのか。表面化する隣国問題から、米国との関係、原発問題、大阪都構想まで、混乱した時代のさまざまな政治の話題に切り込む。あとからくる世代のために年長者は何をなすべきか、「おじさん」たちが真剣に考えた新しい「日本の愛し方」とは。

目次

2010年9月―2012年3月 日本政治の動き
第1回 浮き足立つな。まあ、座って、お茶でも一杯
第2回 「まず給料を返納する」とか言う政治家は、絶対信用するな!
第3回 福島第一原発事故後の日本の「脱・原発路線」は、ワシントンのご意向である
第4回 「風の谷」が、21世紀の日本のモデルである。我々は、「腐海」とともに生きるしかない
第5回 「原発を作らせない」「沈む日本で楽しく生きる」この両方を実現している場所が、今、この国には存在する
第6回 我々が、橋下徹を生み出した
総括対談―2011年3月11日以降、我々はこう生きている

おすすめコメント

3.11後の日本をどう生きるか―― 右肩上がりの幻想も、予定調和の幸福も、従来型の日本モデルの勝利感もない時代に、新しい日本の愛し方を模索する感動の対話。

著者紹介

内田 樹 (ウチダ タツル)  
1950年東京都生まれ。東京大学文学部仏文科卒。東京都立大学大学院博士課程中退。神戸女学院大学文学部名誉教授。専門はフランス現代思想、映画論、武道論。『私家版・ユダヤ文化論』で第六回小林秀雄賞を受賞。第三回伊丹十三賞受賞
高橋 源一郎 (タカハシ ゲンイチロウ)  
1951年広島県生まれ。81年『さようなら、ギャングたち』で群像新人長篇小説賞受賞。88年『優雅で感傷的な日本野球』で三島由紀夫賞を、2002年『日本文学盛衰史』で伊藤整文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)