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海王伝 新装版

文春文庫 し5−30

出版社名 文藝春秋
出版年月 2016年2月
ISBNコード 978-4-16-790552-1
4-16-790552-3
税込価格 1,133円
頁数・縦 558P 16cm
シリーズ名 海王伝

商品内容

要旨

海賊船「黄金丸」の船頭・笛太郎は明国の海賊・マゴーチの本拠地であるシャムのバンコクに赴く。そこで笛太郎はマゴーチが実父であることを知るが、異母弟を殺してしまったことから、親子の宿命的な対決が始まる―。笛太郎は海の「狼」から「王」へ変わることができるのか?直木賞受賞作「海狼伝」衝撃の続編。

おすすめコメント

海と船へのあこがれを抱いて対馬で育った笛太郎は、海賊船黄金丸の船大将となってシャムを舞台に活躍するように。シャムのバンコクは明国の海賊マゴーチの本拠地。マゴーチは笛太郎の実父だが、笛太郎が異母弟を殺したことから親子の宿命的な対決が始まった――。戦いの果てに、笛太郎は「狼」から「王」へ変わることができるのか? 海に生きる男たちの夢とロマンを描いた直木賞受賞作「海狼伝」の続編。

著者紹介

白石 一郎 (シライシ イチロウ)  
昭和6(1931)年、釜山に生れる。早稲田大学卒業。62年、「海狼伝」で第97回直木賞を受賞。平成4年、「戦鬼たちの海」で第5回柴田錬三郎賞を受賞。11年、「怒涛のごとく」で第33回吉川英治文学賞を受賞。16年9月20日、逝去(享年72)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)