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ともえ

文春文庫 も18−13

出版社名 文藝春秋
出版年月 2017年3月
ISBNコード 978-4-16-790805-8
4-16-790805-0
税込価格 814円
頁数・縦 317P 16cm

商品内容

要旨

大津にある義仲寺、その境内にある巴御前の塚に額ずく一人の尼に、声を掛けたのは旅の途中の松尾芭蕉であった。そして芭蕉最後の恋が始まるのだった。その尼・智と芭蕉の淡い恋に、遙か五百年の時空を越えて巴御前と木曾義仲の縁が美しく絡む。近江と鎌倉を、そして過去と今を往還する純愛ファンタジー。

おすすめコメント

近江義仲寺で運命的な出会いをした松尾芭蕉と智月尼。最晩年の芭蕉のプラトニックな関係と、巴御前との魂の交感を描く歴史時代小説。

著者紹介

諸田 玲子 (モロタ レイコ)  
静岡県生れ。上智大学文学部英文科卒業。外資系企業勤務を経て、翻訳、作家活動に入る。1996年『眩惑』でデビュー。2003年『其の一日』で第24回吉川英治文学新人賞、07年『奸婦にあらず』で第26回新田次郎文学賞、12年『四十八人目の忠臣』で第1回歴史時代作家クラブ賞作品賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)