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山本周五郎名品館 4

将監さまの細みち

文春文庫 や69−4

出版社名 文藝春秋
出版年月 2018年7月
ISBNコード 978-4-16-791105-8
4-16-791105-1
税込価格 957円
頁数・縦 478P 16cm
シリーズ名 山本周五郎名品館

商品内容

要旨

周五郎が好んで書いた舞台、居酒屋と岡場所は「悲」と「哀」が生れるところである。はぐれ者のつどう居酒屋がかなしみの防波堤になり意外な展開をうむ「深川安楽亭」。岡場所の女の消えそうで消えないかなしみを描く表題作。子を持てない夫婦の行き場のないかなしみ「並木河岸」。悲哀を乗り越えていく男と女の貴い姿を描く九編。

著者紹介

山本 周五郎 (ヤマモト シュウゴロウ)  
1903(明治36)年‐1967(昭和42)年。山梨県生れ。26年、「須磨寺附近」で作家デビュー。『日本婦道記』が43年上期の直木賞に推されるも固辞、以後すべての文学賞を辞退した。『樅ノ木は残った』『赤ひげ診療譚』『青べか物語』『さぶ』など、多くの傑作を遺す
沢木 耕太郎 (サワキ コウタロウ)  
1947年、東京都生れ。『テロルの決算』で79年に大宅壮一ノンフィクション賞受賞。『一瞬の夏』(新田次郎文学賞)、『深夜特急』、『凍』(講談社ノンフィクション賞)、『キャパの十字架』(司馬遼太郎賞)など常に方法論を模索しつつ、ノンフィクションに新しい地平を開いてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)