震雷の人
文春文庫 ち12−1
| 出版社名 | 文藝春秋 |
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| 出版年月 | 2022年6月 |
| ISBNコード |
978-4-16-791893-4
(4-16-791893-5) |
| 税込価格 | 990円 |
| 頁数・縦 | 388P 16cm |
商品内容
| 要旨 |
“安史の乱”により未曾有の混乱に陥った唐で、言葉の力を信じ、戦禍の流れを変えるべく奔走した顔季明。彼の言葉を胸に、武芸に秀でた許婚の張采春は故郷を出奔し、采春の兄の張永は叛乱軍との戦へ身を投じた。袂を分かった兄妹の運命は戦場にて思わぬ形で交差する―。松本清張賞受賞の大河武侠小説。 |
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出版社・メーカーコメント
中華時代小説の新鋭が放つ、松本清張賞受賞の大河武侠小説!〈安史の乱〉により未曾有の混乱に陥った唐で、言葉の力を信じ、戦禍の流れを変えるべく奔走した顔季明。彼の言葉を胸に、武芸に秀でた許嫁の張采春は故郷を出奔し、采春の兄の張永は叛乱軍との戦へ身を投じた。袂を分かった兄妹の運命は戦場にて思わぬ形で交差する。約3600万人もの犠牲者が出たと言われる〈安史の乱〉を背景に、言葉の力で世を動かしたいという一心で文官を志す名家の青年と、理不尽な理由で世間からつまはじきにされてきた地方の兄妹の運命の出会いが唐の歴史を大きく動かす。手に汗握るアクション、ハラハラする謀略、そしてかけがえのない友情と愛情。そのすべてが詰まった、圧倒的スケールの武侠小説登場!