昭和天皇の声
文春文庫 な82-2
出版社名 | 文藝春秋 |
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出版年月 | 2022年7月 |
ISBNコード |
978-4-16-791909-2
(4-16-791909-5) |
税込価格 | 803円 |
頁数・縦 | 264P 16cm |
商品内容
要旨 |
純朴な陸軍中佐・相沢三郎が統制派の首魁・永田鉄山に凶刃を振るう場面で始まる「感激居士」。二・二六事件の裏のドラマを描く「総理の弔い」「澄みきった瞳」。ある共産党員の魂の遍歴を辿る「転向者の昭和二十年」、そして実質的表題作ともいえるラストの「地下鉄の切符」。抑制された筆に目頭が熱くなる連作短篇。 |
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出版社・メーカーコメント
「君側の奸」はどこだ!?皇道派VS.統制派、二・二六事件、共産党委員長が天皇主義者へ転身――男たちの耳にこだまする、幾つもの「天皇の声」。感涙の最終話で明かされる「真実」とは?歴史連作短篇集純朴な陸軍中佐・相沢三郎が統制派の首魁・永田鉄山に凶刃を振るう場面で始まる「感激居士」。二・二六事件の裏のドラマを描く「総理の弔い」「澄みきった瞳」。ある共産党員の魂の遍歴を辿る「転向者の昭和二十年」、そして実質的表題作ともいえるラストの「地下鉄の切符」。抑制された筆に目頭が熱くなる連作短篇集。解説・杉江松恋目次:感激居士総理の弔い澄みきった瞳転向者の昭和二十年地下鉄の切符