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極夜行前

文春文庫 か67-4

出版社名 文藝春秋
出版年月 2022年10月
ISBNコード 978-4-16-791949-8
4-16-791949-4
税込価格 1,023円
頁数・縦 431P 16cm

商品内容

要旨

ノンフィクション界の話題をさらった『極夜行』。この旅を遂行するには3年の準備期間があった。何度も北極を訪れ、重ねた試行錯誤。これもまた命懸けの探検だった。この準備行がなければ極夜の探検は成功しなかったのかと思うと、起こった全ての試練が命を繋いだとも言える。『極夜行』と併せて読みたい。

目次

第1部 天測放浪
第2部 犬との旅
第3部 海象と浮き氷

出版社・メーカーコメント

測を学び、犬を育て、海象に襲われた.すべては『極夜行』のためだった。第一回Yahoo!ニュース本屋大賞ノンフィクション本大賞、大佛次郎賞をW受賞した超話題作『極夜行』。その「エピソード1」といえる350日のすべて。 太陽の昇らない冬の北極を一匹の犬とともに旅をし、4か月ぶりに太陽を見るという誰も真似できない大冒険を描き、ノンフィクション界の話題をさらった『極夜行』。この度を遂行するには3年の準備期間があった。何度も北極を訪れ、重ねた試行錯誤。これもまた、命懸けの探検だった。この準備行がなければ極夜の探検は成功しなかったのかと思うと、起こった全ての試練が命を繋いだともいえる。『極夜行』と併せて読みたい。文庫化にあたり、カヌーイストの山口将大さんの特別寄稿を収録。

著者紹介

角幡 唯介 (カクハタ ユウスケ)  
1976年北海道芦別生まれ。早稲田大学探検部OB。チベット、ヤル・ツアンポー峡谷の未踏査地域を単独で探検。2003年、朝日新聞社に入る。08年に退社後、探検家に。『空白の五マイルチベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む』で開高健ノンフィクション賞、大宅壮一ノンフィクション賞、梅棹忠夫・山と探検文学賞を受賞。『雪男は向こうからやって来た』で新田次郎文学賞、『アグルーカの行方129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極』で講談社ノンフィクション賞、『探検家の日々本本』で毎日出版文化賞書評賞、『極夜行』でYahoo!ニュース|本屋大賞 ノンフィクション本大賞、大佛次郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)