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東京オリンピックの幻想

文春文庫 に3−64 十津川警部シリーズ

出版社名 文藝春秋
出版年月 2022年12月
ISBNコード 978-4-16-791973-3
4-16-791973-7
税込価格 726円
頁数・縦 279P 16cm

商品内容

要旨

コロナ禍での東京五輪を控え、警視庁は警備・観客輸送計画を着々と進めていた。大会失敗の可能性も視野に入れた十津川警部は、実現せずに終った昭和15年の「幻の東京五輪」に着目する。主な原因は日中戦争とされているが、黒幕の存在が浮上して―。当時の宣伝担当、満州事変を指揮した石原莞爾、昭和天皇…彼らの思惑に十津川警部が迫る!

出版社・メーカーコメント

コロナ禍での東京オリンピックを控え、警視庁は、警備・観客輸送計画を着々と進めていた。そんな中、大会失敗の可能性を視野に入れた十津川警部は、実現せずに終った昭和15年の「幻の東京オリンピック」に着目する。主な原因は日中戦争とされているが、黒幕の存在が浮上して??。 当時の五輪宣伝担当だった古賀大二郎、「陸軍の天才」と称される石原莞爾、昭和天皇にアメリカ大統領。彼らの思惑に十津川警部が迫る!

著者紹介

西村 京太郎 (ニシムラ キョウタロウ)  
昭和5(1930)年、東京生まれ。陸軍幼年学校で終戦を迎えた。都立高校卒業後、人事院に十年余勤務。作家をめざし多くの職業をへて、38年「歪んだ朝」で第2回オール讀物推理小説新人賞を受賞、作家デビュー。その後40年に「天使の傷痕」で第11回江戸川乱歩賞、56年「終着駅殺人事件」により第34回日本推理作家協会賞(長編部門)、平成16年に第8回日本ミステリー文学大賞、22年に第45回長谷川伸賞、31年に第4回吉川英治文庫賞を受賞。大ベストセラー「寝台特急殺人事件」をはじめ、著書多数。トラベル・ミステリーの第一人者である。令和4年3月逝去。享年91(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)