• 本

江戸染まぬ

文春文庫 あ64-6

出版社名 文藝春秋
出版年月 2023年8月
ISBNコード 978-4-16-792082-1
4-16-792082-4
税込価格 825円
頁数・縦 246P 16cm

商品内容

要旨

前藩主の子を産んで里に帰される下女のため、醜聞を売って金を作る。一季奉公の男の想いが衝撃の結末を呼ぶ表題作ほか、旗本の妻が親類七家に次々と頼みごとをする理由(「つぎつぎ小袖」)、武家の次男坊を振った女が本当に惚れていたのは、祖父だった(「台」)など、リアルな人間を鮮やかに描く傑作短編集。文庫あとがき収録。

著者紹介

青山 文平 (アオヤマ ブンペイ)  
1948年神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学第一政治経済学部経済学科卒業。経済関係の出版社に18年勤務、経済関係のフリーライターを経て、2011年『白樫の樹の下で』で第18回松本清張賞を受賞。2015年『鬼はもとより』が直木賞候補、第17回大藪春彦賞受賞。2016年、『つまをめとらば』で第154回直木賞受賞。2022年『底惚れ』で第17回中央公論文芸賞・第35回柴田錬三郎賞をダブル受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)